防湿庫IDEX D-strage 100L DS-104M長期レビュー
レンズやカメラ本体と違い必要性が、解っていても防湿庫はなかなかお金を掛けづらいアイテムです。
SRTも最初はボックスを使っていました。
最初はよかったのですが、レンズが増えスペースが足りなくなったのと、頻繁に使うので除湿剤の管理に手がかかるなどの問題が出てきました。
そこで防湿庫を検討しました。
主なメーカーは、東洋リビング、トリーハン
調べでいくとこの2社がシェアーが高いそうです。
でも、高い・・・
コンセントが内部にあったりといろいろ付加価値がありますが、予算的に厳しいものがありました。
他のメーカーも見てみましたがあまり評判が良くない物が多かったです。
そのなかでリーズナブルで比較的評判が良かったのがIDEXの防湿庫でした。
気になるのがペルチェ式ドライユニットの耐久性
多くのメーカーが採用しているのは乾燥剤を使った仕組みです。
乾燥剤に庫内の水分を含ませ、乾燥剤を加熱して外に飛ばして、庫内の水分を含ませるとやり方です。
要は電子レンジで乾燥剤を復活させるのと同じような仕組みです。
メリットは電気代が安く、耐久性があるそうです。
デメリットは除湿のスピードが遅いことです。
IDEXのはペルチェ式です。
冷却板に、庫内の湿気を結露させそれを外に蒸発させます。
要は冷たお飲み物が入ったコップに水滴がつくのと同じ仕組みです。
メリットは除湿のスピードが早いことです。
デメリットは乾燥剤を使った仕組みと比べると電気代、耐久性が落ちること。
気温が低くなるにつれて除湿の能力が落ちることです。
特に耐久性の点に不満がありましたが、メーカーのホームページにしっかり説明があり、修理サポートもあるのでこのメーカーの防湿庫にすることにしました。
大きさを考えます
80Lで引き出しが三段ぐらいあれば足りるかなと思っていました。
調べてみると自分が思っている大きさより一回り大きいのを選んだ方がいいと言う意見がまあまあ多い。
というわけで100Lで、引き出しが4段あるものにしました。
実際に使ってみって
除湿能力
湿度の数字がぐんぐん下がっていきます。
庫内の空気循環の機能がないので冗談と下段の差が大きいです。
時期によっては20%位差があるかもしれません。
レンズは一番上に置くことをオススメします。
棚の大きさ
棚の大きさは中級機のAPS一眼レフカメラに標準レンズをつけた状態で4台入ります。
小さいレンズを付けているときはいいのですが、複数の機材に大きいレンズを付けているとキチキチ。
レンズ棚には一列に標準レンズなら入れつ2本から3本
望遠レンズ、高倍率レンズなら1本から2本入り、それが4列あるポンジがついています。
あと湿度の関係で最上段に置いているのですが、なぜかこの段だけ棚が引き出せません。
耐久性
約3年経ちますが全く問題ありません。
ユニット、ボタン系、ライト、立て付け全然大丈夫です。
メーカーのサポート
鍵を紛失してしまい、問い合わせたところ直ぐに対応してもらえました。
この対応は万が一故障しても安心。
まとめ
大手2社より安いですがしっかりとした作りで、ユニットの故障もなく満足しています。
防湿庫は入れたいものが増えるので大きい方がいいです。
この記事で紹介した商品
アマゾンには在庫がないので、もう一つ大きいサイズを載せときます。